スポーツ障害について
スポーツで特定の部分ばかりを使っていると、そこに大きな負担がかかります。一定の部位に疲労が重なり、慢性的な痛みになってしまうことをスポーツ障害といいます。例えば、野球のピッチャーなら肘や肩を酷使しています。
連日投げ続けるとなると当然、肩や肘に大きな負担を与えてしまいます。このような「オーバーユース(使い過ぎ)」が、「野球肘」や「野球肩」などのスポーツ障害の原因となるのです。スポーツ障害は、身体を酷使するスポーツ全般で起こる可能性があるので、十分に気をつけることが大切です。
筋力が低下していると、スポーツで受ける身体への衝撃を、上手く吸収することが出来なくなるので、身体に大きな負担をかけてしまいます。ある程度の筋肉がついていれば、時間とともに回復していきます。しかし、筋力が低下している状態では、回復にも時間がかかってしまいます。
筋肉疲労が回復していない状態で運動をし続けることで、スポーツ障害を引き起こしてしまうのです。筋力の低下は運動不足も原因の1つですが、身体の同じ部分を使い続けていることも原因になるので、運動と休息のバランスを保つことが大切です。