むち打ちによる睡眠への影響
むち打ちは様々な原因で発症しますが、追突事故による衝撃でムチのように首がしなり、頸椎と呼ばれる骨に大きなダメージが加わってなる場合が多くあります。頸椎は椎骨の一部であり、頭を支えるという役割があるとともに、様々な神経が通っている重要な部分です。
そのため、頸椎にダメージが加わると、自律神経の乱れを引き起こす原因にもなります。
自律神経には多くの役割がありますが、人間が生きていく上でとても大切な睡眠とも大きな関わり合いがあります。事故後に眠れなくなったなど、睡眠障害があらわれたなら、むち打ちが影響している可能性が高いといえます。
整骨院でのケアと合わせて、眠りやすい状態にするために、枕の固さや高さなどを確認して、楽な姿勢で横になれる枕を使うようにしましょう。
交通事故に遭うと、身体的なダメージはもちろんですが、精神的にもダメージを受けています。特にむち打ちの場合は、痛みや違和感などにより、事故当時の状況を忘れられないことがあります。その影響で精神的に不安定になってしまい、不眠になるのです。
このような状態が続くと、パニック障害やうつ病になる恐れがあるので気をつける必要があります。精神的な負担は、むち打ちのストレスも原因のひとつですので、好きな音楽を聴いたり、読書をしたりなど好きな趣味に没頭するようにして、出来るだけストレスを溜めないように心がけましょう。
また、好きな香りの入浴剤を使ってゆっくりとお風呂に入ることも、リラックスに繋がり心身ともに癒されるのでおすすめです。